ポルトガル風チキングリル
パプリカを使ったポルトガル風のチキングリルです。酢と砂糖を使うので甘いかと思いきや、ピリっと塩味の聞いたおいしい一皿です。
材料を2時間漬け込まないといけないので時間がない時はできませんが、手順自体はめちゃくちゃ簡単なので超おすすめです。見た目以上においしいですよ。
材料
- みじん切りしたにんにく2かけ
- 細かくスライスした鷹の爪1
- ワインビネガー(もしくはフルーツ酢)大さじ1
- オリーブオイル大さじ1/2
- 黒砂糖大さじ1/2
- パプリカ粉大さじ1/2
- オレガノ(細かく切ったもの)大さじ1/2
- 岩塩大さじ1/2
- 1口サイズに切った鶏胸肉400g
- 1口サイズに切ったじゃがいも1個
- 角切りにした玉ねぎ1個
作り方
1. 全ての材料を大きなボウルに入れてよく絡ませる。サランラップをして2時間冷蔵庫で冷やしてマリネする。
2. 耐熱皿に全ての材料を入れる。オーブンを200度で余熱し、時々ひっくり返しながら1時間焼く。以上!!
元レシピ(英語):
https://www.taste.com.au/recipes/portuguese-chicken-2/9ug5p69u
うちでは大きな浅い耐熱皿だとオーブンに入らないので深いボウルで焼いたのですが、水分が飛ばなかったためか野菜の汁が大量に出て別の料理みたいになってしまいました。ただ、大量の汁はフランスパンに浸すと爆ウマだったので、それはそれで別の料理としてとてもおいしかったです。汁をパンに浸けて食べたい場合は深いお皿で、汁気を飛ばしたい場合は浅いお皿で焼くのがおすすめです。
また、元のレシピではじゃがいもとたまねぎは肉と一緒に2時間漬け込まず、後から載せて焼くように書いてありますが、当然味が染み込んでいなかったので一緒にマリネした方が良かったのではないかと思ってこのレシピではそのように変更しました。
パイ乗せホワイトシチュー
サクサクのパイを乗せたホワイトシチューです。本当はビスケット(ケンタッキーのビスケットみたいなやつ)の生地を使うのですが、日本では手に入らないみたいなので代わりにパイ生地を使いました。
めちゃくちゃおいしかったですがこれなら1人分ずつの器に入れてパイシートをすっぽり被せて焼いた方がよかったかも?(よくあるパイシチュー的な)
材料(2人分)
- ほぐした鶏胸肉400g
- バター大さじ2
- 角切りにしたたまねぎ1/2個(もしくは1個)
- 小麦粉40g
- コンソメ2キューブ(これだとかなり大量だったので1個でもOK)
- 水400ml(これだとかなり大量だったので200mlでもOK)
- 塩小さじ1
- コショウ小さじ1
- 濃いめの牛乳200ml
- ミックスベジタブル1袋
- パイシート1枚
作り方
- オーブンを200˚Cで余熱する
- 大きめの鍋で中〜強火でバターを溶かす
- 玉ねぎを柔らかくなるまで炒める(1分程度)
- 小麦粉を入れて焦げないように混ぜる(1分程度)
- コンソメ、塩、こしょうを入れて小麦粉のダマがなくなるまで混ぜる
- 牛乳を入れる。全体的にソースの水分が少し抜けるまで煮込む。塩胡椒を追加する。
- ミックスベジタブルと鶏肉を入れて馴染むまで煮る。鶏胸肉は塩胡椒して完全に火を通した後、麺棒や包丁の柄で叩いてから手でちぎると少し楽!
8. オーブン用の皿に移す
9. パイシートを好きな大きさに切って上に並べる
10. 15〜20分程度パイ生地がいい感じの茶色になるまでオーブンで焼く(パイ生地以外は火が通っているのでパイ生地が焼け次第出してOK)
11. 完成!
元レシピ(英語):
https://tasty.co/recipe/chicken-biscuits-bake
元のレシピからはかなり量を減らして作ったんですが、それでもかなりの量になりました。最初にも書いた通り、コンソメは1個にして水の量も半分にすると2人分でちょうどいいかもしれません。
寒い季節におすすめですよ!
Trinchado(ビーフ煮込み)
ポルトガル風ビーフ煮込みです。赤ワインに漬け込んだ牛もも肉またはテンダーロインをコトコト煮込んだ絶品です。ポルトガルでは牛肉は豚肉や鶏肉ほどポピュラーではありませんが、ポルトガル料理でよく使うパプリカを使ったポルトガル風の仕上がりになっています。
料理名の「Trinchado」の読み方はよく分かりません笑
このレシピでは圧力鍋を使います。普通の鍋で調理する場合2〜3倍の時間煮込んでください。
材料(2人分)
- 牛テンダーロインまたはもも肉(角切り)300~400g
- バター 大さじ2
- 塩 小さじ1/2
- 黒こしょう 小さじ1/2
- パプリカ 小さじ1/2
- 玉ねぎ(スライス) 1個
- ウスターソース 大さじ2.5
- 鷹の爪(小)1本
- ニンニク(みじん切り) 4片
- 小麦粉 大さじ1
- コンソメ 1/2キューブ
- 赤ワイン1/2カップ(できればポルトガル産)
- 水 200ml
- 塩・胡椒適量(それぞれ小さじ1/2程度)
- ベークドポテトまたはパン(付け合わせ用)
作り方
- ボウルにウスターソース、唐辛子、パプリカ、塩(小さじ1/2)、黒胡椒(小さじ1/2)を入れて混ぜ合わせる。角切りにした牛肉を加え、冷蔵庫で2時間マリネする。マリネ液を取り除き、ボウルに入れておく。
- 圧力鍋を中火から強火にかけ、バター大さじ2を熱する。バターが溶けてジュージューと音がしたら牛肉を加え、よく焼く。
- 圧力鍋から牛肉を取り出し、ボウルに入れておく。
- 牛肉に火が通ったら、火を弱め、スライスした玉ねぎを加え、しんなりするまで5分ほど煮る。にんにくを加え、さらに1分ほど加熱する。
- 取っておいたマリネ液、ブイヨン、赤ワイン、水を鍋に加える。アルコール分がなくなるまで煮込む(数分程度)。
- 圧力鍋の圧力を強に設定し、中火で20~25分加熱する。
- 圧力鍋を開け、少量の水で溶いた小麦粉を加え、ソースにとろみがつくまで煮る。
- 熱いうちに器に盛り、パンやベイクドポテトを添えて出来上がり。
元レシピ(英語):
https://www.easyportugueserecipes.com/trinchado-braised-beef/
付け合わせはベイクトポテトでもいいですが、パンをちぎってスープに入れてひたひたにするのがおすすめです。
圧力鍋でなくてもできますが、圧力鍋の方が肉がほろほろになりますし時短なので超おすすめです。普通の鍋で調理する場合は2〜3倍の時間煮込んでください。
Frango à Portuguesa(ポルトガル風チキントマト煮込み)
ポルトガル風のチキンのトマト煮込みです。オリーブの塩味とパプリカの風味がおいしい一皿です。「フランゴ・ア・ポルトゥゲーザ」と読むらしいです。
このレシピはなんとChatGPTに教えてもらいました笑
材料(2人分)
- 300〜400g鶏胸肉
- たまねぎ1個
- じゃがいも中サイズ1個
- にんにく2〜3かけ
- 赤パプリカ1個
- 乾燥鷹の爪1つ(好みで)
- カットトマト缶400ml
- 3/4カップ種無しオリーブ塩漬け
- パプリカパウダー小さじ1くらい
- 塩(小さじ1杯程度適量)
- こしょう(小さじ1杯程度適量)
- オレガノ(あれば)
- クミン(あれば)
- オリーブオイル大さじ2
- コンソメキューブ1個
- パセリ
- 鶏肉は一口サイズに切って塩こしょうし、しばらく置く。
- 大きめのフライパンにオリーブオイルを入れ、中火にかける。鶏肉を入れ、両面がきつね色になるまで焼く。フライパンから鶏肉を取り出し、脇に置いておく。
- 同じフライパンにみじん切りにした玉ねぎと1口サイズに切ったじゃがいもを入れ、たまねぎが半透明になるまで炒める。
- みじん切りにしたニンニクと角切りにしたパプリカを加える。パプリカが少し柔らかくなるまで数分炒める。
- パプリカパウダー、クミン、オレガノ、輪切りにした鷹の爪を加える。風味を出すために1分ほど煮る。
- トマト缶を汁ごとフライパンに加える。かき混ぜながら数分間煮込む。
- コンソメを入れ、鶏肉をフライパンに戻す。オリーブの塩漬けを加える。全体を混ぜ合わせる。
- フライパンに蓋をし、10~15分ほど煮込む。
- できあがり。食べる直前にパセリをふりかけてください。ご飯と一緒に食べてもいいですし、パンと一緒に食べるのもおすすめです。私はパン派です。
この料理は実は自分で作る以外で食べたことはないのですが笑、使っている材料的にもそれなりに本物っぽいんじゃないかと思います。
ちなみに、ChatGPTにレシピを教えてもらうのは手っ取り早くておすすめではあるのですが、けっこうデタラメなので自分で修正する必要があります。このレシピも、最初に鶏肉を焼けと言ったクセに手順7で「茹でた鶏肉をフライパンに戻す」と矛盾したことを言ってきたり、材料でパプリカパウダーを大さじ1杯も使うようになっていたりとおかしなとこだらけだったので(本当は小さじ1杯)、適宜自分で修正しました。まあパプリカは大さじ1でもいいかもしれませんが…。
ChatGPTにはその都度間違いを指摘すると素直に謝ってはくれますが、基本的にくれる情報の半分くらいは間違っていると思った方がよさそうです笑。
なお、このレシピの元になったレシピのサイトなどがあるのかどうかChatGPTに聞いたところ、特定のサイトなどを参考にしたわけではなくChatGPTが自分で持っている情報から独自に生成したとのことでした。間違いがあったとはいえ、聞いたことを何でも答えてくれるのは本当にすごいですね。
プルドポーク
バーガーやサンドウィッチに挟む甘い味付けのポークです。アメリカの定番料理。通常はほぐしてバラバラにしたものを挟みますが、私はあまりほぐさずそのままお皿に乗せて好きなようにほぐしたりパンに乗せたりして食べています。
圧力鍋を使えば時短な上に安い肉でも信じられないくらいおいしく変身するので超おすすめ。
今回のレシピはこの海外のレシピを日本でも簡単に手に入る材料を使ってアレンジしたものです。
材料(2人分)
- 300〜400g骨無し豚肩ロース
- たまねぎ1個
- にんにく好みで2〜3かけ
- パプリカパウダー小さじ1くらい
- にんにくペースト(チューブのものでOK)
- 塩(小さじ1杯程度適量)
- こしょう(小さじ1杯程度適量)
- オレガノ(あれば)
- クミン(あれば)
- オリーブオイル大さじ2
- コーラ300g(ダイエットではないもの)
- ウスターソース大さじ3〜4
- 水100ml
- 乾燥鷹の爪1つ(好みで)
- パプリカパウダー、にんにくペースト、塩、こしょう、オレガノ、クミンを肉に塗り込んで置いておく
- 野菜(たまねぎ、にんにく、鷹の爪)を切る。大きさは適度な大きさで可。たまねぎはスライス、ニンニクはある程度細かくするのがおすすめ。どうせ後で溶ける。鷹の爪は5mm〜1cmくらいに輪切りするのがおすすめ。
- 圧力鍋にオリーブオイルを敷いて肉の全面を焦げ目が付くまで焼く(1面数分程度)。できたら肉はお皿に移す
- 鍋にコーラと水を入れ、肉を焼いた時に焦げたものを全て取り除く
- ウスターソースと野菜類を入れて軽くかき混ぜる。
- 肉を入れる
- 鍋にフタをし、圧力を強に設定して中火で30〜40分煮込む。普通の鍋で調理する場合2〜3時間くらいは煮込む(普通の鍋ではやったことがないので自己責任で)
- 圧力を自然に逃し、フタを開ける。液体が残っていたら追加で加熱する(フタを開けたままでも圧力をかけてもOK)
- 肉をほぐしてソースをからめたらできあがり
元レシピ(英語):
途中で焦げる匂いがしてきたり蒸気が出なくなったら液体がなくなった証拠なので、時間になる前でも火を止めるのが吉(一度強火でやりすぎて焦がしたことがあるため)。
私はもう何度も作ったことがありますが、ちょっと高めの熟成肉を使ったらおいしいのはもちろんのこと、近所のスーパーで100gあたり80円くらいで買ったやっすい肉でも超絶おいしくなりました!!圧力鍋はガチでやばい。